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by mtejima1
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駒場バラめぐり(5月16日)

サクラは一斉に咲いて、花見も満足にできないうちに散ってしまう。しかし花が覆う空間の大きさもあってともかく目立つ。しかし、5月になってから遠慮がちに咲き始めるバラは、開花の時期も花びらの色も形もさまざまなので、その花のもつイメージとは違い控えめだ。バラかどうかも枝の棘を見ないとわかりにくいものもあり、花を見てその名前を当てるには相当の経験を要する。新種も毎年どんどん出てくるから、覚えきれるものではないのかもしれない。また切花用のバラは苗で買うバラとは別世界のもののようだから、ますますややこしい。
バラの名前は国際的に登録されていて、著作権のようなものがあるそうだ。マリア・カラス、ゴールドバニー、アイスバーグ、ザ・フェアリーといった品種はそれぞれがライセンスの対象となる。苗を買うときにライセンス料を払っていることまでは気づきにくい。
駒場を歩いているとあちこちにバラの花を見ることができる。しかし、その品種が何なのかのチェックは難しい。サクラやツツジと較べると花の違いが大きいのだが、品種の数が多すぎる。だから自然の乏しい都会の中で、自然の豊かさを知るためのよい教材とすることも可能かもしれない。
写真は井の頭線のガード下に植えられた近所の人たちが世話をしているバラと、駒場4丁目の住宅の壁を這うバラ。名前は気長に調べます。
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駒場バラめぐり(5月16日)_b0013376_10501543.jpg

by mtejima1 | 2008-05-16 10:49 | バラと花便り