手づくりもなか(5月14日)
2008年 05月 14日
あんは缶に入っていてその賞味期限は一ヶ月。開缶後は密封し、冷蔵庫に入れて二日以内にお召し上がり下さいと書かれている。小さい方の箱が8人前だから、2日で食べつくすには、という心配もあるが最中ひとつの大きさは5センチ×3センチ程度。でも一度に2つ食べるなどということをせず、もっと食べたいと余韻を残すところに価値があるもいえる。
和菓子というもの、むしゃむしゃ食べるものではなく、抹茶とともに味わうものなのだろう。少ない量で満足感を持たせることが大切だ。その方が体にもいい。お値段は1365円で、材料費の上がっている中、ぎりぎりのところというお話だ。
よいものは多くは作れない。だから販売は限られることになる。店や包装にコストをかけないで、味で勝負をしている、まさに菓匠の一品といえる。
実は甘いものは苦手で評価なんかができる立場ではないのだが、この街で生まれた自慢のお菓子として紹介する。