高級マンション(1月18日)
2008年 01月 18日
それはともかく、周辺の環境として使われているコピーはこんな感じだ。
「その圧倒的な緑。変わらない低層の街並み。都心にもまだ、「継承」という奇跡が残された場所がある。」
「都心5区内最大の代々木公園を身近に。たとえば、自然の中で愛犬と暮らす。」
「渋谷、原宿、表参道、時代の風を感じる美しい暮らし。」
これなら近所の不動産屋さんの宣伝でも使えるかも知れない。
でもこの物件の本当の価値は、2年後には中央環状新宿線の富ヶ谷出入り口がすぐ側にできるので、信号待ちなしでいろいろなところに行けることなのだ。山手通りに出るところで1回の信号待ちはあるが、その他は空港出口あたりに信号があったとしても、こんなことが書けそうだ。
「ニューヨーク、ロンドン、ドバイ、上海、ソウルまで信号待ち1回! 世界につながる東京の静かな空間」
都心よりも交通の便がよいことは間違いない。世界の金融関係者にとって魅力的なはずだ。アラブ首長国連邦の大使館も近いし、ドバイの方々なんかがサブプライム問題で引き上げた資金で買っておいて損はないだろう。