目黒区の財政状況(1月15日)
2008年 01月 15日
自治体の財政についてはまず他と比較することからはじめるのがよいだろう。
目黒区に関しては情報公開という意味では優れているものの、公開された内容は胸を張れるとはいいがたい。
人口1人当たりの地方債現在高と実質公債費比率が23区最悪。これは駒場野公園の用地取得もその要因となっているらしい。財政構造の弾力性(経常収支比率)が23区中22位というのも課題のようだ。それでも人件費・物件費、給与水準は他区平均を上回り、人口1000人あたりの職員数が全国市町村平均、東京都市町村平均を上回る。
http://www.city.meguro.tokyo.jp/zaisei/hikaku/index.htm
http://www.city.meguro.tokyo.jp/zaisei/pdf/18balance.pdf
情報は公開されている。これでも更に現状以上の経費やサービスを要求するのであれば、それは住民の責任ということになるはずだ。