地域での交流の場(8月29日)
2007年 08月 29日
昔からの地域社会に新たに来た人が参加するということが半ば当然かのように思われているのだが、 歴史があるとどうしても過去の影響を受ける。慣行を変更するだけの根拠はなかなか出しにくい。するとどうしても経験ある人の発言が優先され、新しい人の参加意欲を阻害することにもなる。世代間の価値観の違いなんかもあるだろう。
そんな中でPTA組織は、メンバーの参加期間が限られていて、しかも同じ学校の保護者がほぼ全員参加するわけだから、地域社会では活気がある組織といえるかもしれない。しかし他の地域組織はそれぞれの伝統を自ら変えることはないと考えた方がよさそうだ。
そこで、地域での交流の場が目的ごとにいくつもできることが望ましいことではないかと思う。それぞれの活動を統括する上部組織の必要性はない。
渋谷マークシティではじめた渋谷WESTの交流の場も、そうした多彩な交流の場ができるきっかけの一つになればと願っている。次回の渋谷WEST企画サロンは9月6日(木)午後3時からです。