昨日駒場キャンパス内のフランスレストラン、ルヴェソンヴェールに行くとフランスの風景らしい写真が飾ってあった。レストランにある写真には何か意味があるのだろう、ということなのか、同席していたパリに在住経験のある人から何の写真なのかと質問があった。もちろん知らないので、店の人に聞いたところ、作者がここにいるから紹介しましょうとのこと。その写真家がテラスのテーブルからやってくると、4月28日から6月3日まで、Bunkamuraの地下で開催する写真展のチラシをくれた。写真家の名前はMonsieur TOKUOKA、パリの写真だけを撮っている写真家徳岡勉さんということを知るのは、グーグルで検索をしてからだ。
店の人によると、徳岡さんはルヴェソンヴェールの常連とのこと。このルヴェソンヴェールから一二郎池横の炊事門を抜けてBunkamuraへの散歩道は写真家、画家、音楽家、学者といった数多くの文化に関わる人たちが歩いている。一般に東大教養学部といわれている駒場Ⅰキャンパスは正式には東京大学大学院総合文化研究科・教養学部というらしい。
この文化を研究するキャンパスからBunkamuraまでの栄通りが、5年後には「文化の道」と呼ばれるようになっていることを期待したい。