水とダイヤモンド(2月26日)
2007年 02月 26日
日本中の希少な犯罪が連日マスコミで伝えられるが、大切なのは水のような近所の犯罪情報だ。そうした情報がこれまでなかなか得られなかったのだが、今では警察が電子メールで提供してくれる。
たとえばこんな感じで。
◎ 平成18年中の都内における主な犯罪の発生状況(生活安全総務課手集計)
○ 侵入窃盗 ~ 認知件数17,325件(前年比-1,953件)
★ 侵入窃盗のうち空き巣の占める割合が約6割で、侵入手段は、一戸
建て・集合住宅とも、ガラス破りが最も多く、次いで無締まりとなっ
ています。
★ 集合住宅において、ピッキングによる手口が前年に比べ大きく増加
しました。
☆ 確実に戸締まりを!
補助錠を付けてツーロック!
防犯性能の高いカギへの交換を!
地域社会に対する最大の期待は、残念なことかもしれないが、そこが安全だということだろう。
地域の安全情報は水のようなものかも知れないが、遠いダイヤモンドに目を眩まされずに、しっかりと見ていくことが結局自分のためになるはずだ。インターネットで情報は得やすくなっているのだから。
そんな中、昨日は振り込め詐欺警報のようなものが拡声器から出ていた。こちらの防犯はパトロールでは解決しないのだが、被害はどんどん広がっているようだ。マスコミも殺人事件よりこちらの報道をした方がよいと思うのだが、これも水のようなニュースになっているのかもしれない。