古い店新しい店(3月8日)
2006年 03月 08日
店の新規開店のないまちがうらやましいと思う古くからの店主もいるだろう。明治から店を出していても固定客が多いとは限らない。その結果として、まちの歴史が途絶えてしまうことになるのは残念だ。他の土地からきた人がどれだけここに愛着をもって商売をしてくれるのか、ということもある。
まちには歴史が必要だ。新規の店ができるにしても、そのまちの物語りの一つとして語られるような出店であってほしい。そうでないまちには味わいがなく、結果としてさびれてしまうことにもなりかねないのだから。