江戸の良さを見なおす会(1月19日)
2006年 01月 19日
下町とはちがい、この近所には江戸時代からの歴史はないけれど、江戸の良さを見なおそうという会がこの地にあるのは何とも心強い。
東京の原点は江戸であるとはいえ、明治以降は京都の天皇家、薩長土肥の出身者とその家族が東京の上流階級として江戸とは違う文化の担い手となった。渋谷近辺には佐賀の鍋島家、鹿児島の西郷家、石川の前田家のお屋敷があったわけだ。もともとの住民は江戸の町人とは違う文化圏であり、そこに全国から「移民」が住みつくようになって、現在の街並みができたのだろう。
そんなところに、「江戸の良さを見なおす会」があるということを知ったら、江戸町人の末裔は何というか。明日会うので聞いてみよう。