防災ネットワーク(7月3日)
2005年 07月 03日
都議会議員の皆さんに是非考えていただきたいのは、自治体を超えた防災・防犯体制だ。そうした体制が現状では自治体ごとの縦割りなのが心配だからだ。災害も犯罪も自治体ごとに発生するわけではない。でも想定して訓練しているのは、自治体ごとに起こるという前提にたっているようにしか思えない。
消防団も町会も、目黒区と渋谷区、世田谷区の間にコミュニケーションがあるとは聞いていない。自治体間では連携をとっているのだろうが、それが末端には及ばない。
そこでこれからの課題は、町会や消防団が勝手に自治体を超えたネットワークをつくることになる。これまでは連絡網の管理の問題から、こうしたアイディアは非現実的だったのだろうが、いまやインターネットの時代。阪神淡路大震災の例をあげるまでもなく、そもそもインターネットとは戦災を避けるために開発されたもなのだ。
インターネットによる町会レベルの防災ネットワークづくりを始めたい。駒場近隣の関係者の方からの連絡をお待ちします。