東大駒場キャンパス周辺・渋谷WESTの地域情報を紹介


by mtejima1
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「吉原を遊郭として生理的に道徳的に警察的に看るのは明治の見方である、文明の見方である、正しい見方である、然し此れを江戸時代が浮世絵を描き、清元を歌ひ、助六に仕組んだやうに、今日もなお吉原を藝術の天地として見やうとしたならば、廓は廓として飽くまでその危険なる悪風を継続させて置かなければならなかったのだ。」
これは永井荷風が明治43年(1910年)に書いた「立ち見」(荷風全集7巻所収)の一節。円山町の花街、ラブホテル街も藝術の天地として見ることができるものなのか、ということで引用してみた。
荷風の文はもう100年近く昔に書かれたものなのだが、江戸情緒を懐かしむ下町散策コースに人気があるような昨今、必ずしも古いとはいえないだろう。現在の吉原のことは知らないが、もしかしたら、東京に江戸吉原の情緒を求めるとすると、円山町がふさわしいところなのかも知れない。
せめて円山町で見つけたこんな石榴(ざくろ)の木は残ってほしいと思う。ちなみに石榴の花言葉は「優美」「愚かしさ」だそうだ。
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by mtejima1 | 2007-08-31 07:45 | 神泉・円山町・松涛
地域のニュースが伝わることが大切だから地域メディアの必要性を感じている。一方、マスメディアは全国ニュースかローカルニュースかの判断をしてニュースを扱うわけだが、きのうの夜7時のNHKニュース(東京)は奈良県のローカルニュースと思われることをトップで放送していた。ことの内容は救急車が病院に運ぶのに時間がかかり、流産をしたという話。その後のニュースは、事故のあった中華航空機と同機種の飛行機でボルトがはずれる事故があったということ、それから朝青龍のモンゴルへの帰国と続いた。
月曜夜に新内閣発足で政府関係者は一息ついていたのかと思ったら、4番目のニュースがドイツ首相の来日と日独首脳会談。全国ニュースはあるではないか、なんでこのニュースがトップにならないのか、ドイツは日本人には関心の薄い国になったのか、と感慨にも似た思いであった。
順序がおかしいではないか、外交的にもまずい、国益に反する、などと政府筋が意見をいえば、言論弾圧とされるのだろう。
ニュースは都合のよい時間にインターネットで見れば済むことではある。でもNHKの各地のニュースを地図で検索しようとすると、神奈川、山梨、埼玉、千葉に囲まれた東京のところは首都圏となっている。東京という地域はないのだ。
石原知事、何とかならないものでしょうか。
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by mtejima1 | 2007-08-30 07:27 | 地域社会
地域での交流というと、親子何代にもわたるお付き合いをしている世界と、他所から引っ越してきた人とがあったりしてなかなかむずかしい。
昔からの地域社会に新たに来た人が参加するということが半ば当然かのように思われているのだが、 歴史があるとどうしても過去の影響を受ける。慣行を変更するだけの根拠はなかなか出しにくい。するとどうしても経験ある人の発言が優先され、新しい人の参加意欲を阻害することにもなる。世代間の価値観の違いなんかもあるだろう。
そんな中でPTA組織は、メンバーの参加期間が限られていて、しかも同じ学校の保護者がほぼ全員参加するわけだから、地域社会では活気がある組織といえるかもしれない。しかし他の地域組織はそれぞれの伝統を自ら変えることはないと考えた方がよさそうだ。
そこで、地域での交流の場が目的ごとにいくつもできることが望ましいことではないかと思う。それぞれの活動を統括する上部組織の必要性はない。
渋谷マークシティではじめた渋谷WESTの交流の場も、そうした多彩な交流の場ができるきっかけの一つになればと願っている。次回の渋谷WEST企画サロンは9月6日(木)午後3時からです。
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by mtejima1 | 2007-08-29 13:56 | 地域社会
東京では年中お祭りをやっているといってもよいが、報道されることが少ないこともあってか、近所のお祭りでも知らないことが多い。神社でお祭りがあれば、近くの商店街はそれを機会に必ずイベントをやる。また、商店街がいたるところにある上、他にもさまざまな団体が無数にある東京では、なんとかフェスティバルとかいってあちこちでお祭りをやることになる。だから関心が薄まるのはやむをえないだろう。特に代々木公園では年中何かをやっているのでなおさらだ。
この日曜日には代々木公園の並木道でスーパーよさこいがあったばかりなのだが、9月15日、16日は金王八幡宮例大祭ということで、渋谷の商店街に提灯が飾られている。15日(土)には夜に神輿が出て、渋谷センター街では青森のねぶたも披露される。
そんなにしょっちゅうやって、と思うのは見物人の見方で、お祭りは神輿をかついだり、踊りを踊ったりする主催者のためにあるものだろう。見物人が多すぎるのも整理で結構大変なのかもしれない。
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by mtejima1 | 2007-08-28 16:05 | 渋谷
9月1日、2日はあちこちで防災訓練をやるようだが、NHK放送センターでは、防災パークということで、大規模な展示・体験コーナーが設けられる。1日にはすぐ隣で、渋谷区の防災訓練がある。NHKと渋谷区とでは一般と区民ということで対象が違うのだろうが、ほとんど同じ会場なのに重複する展示も少なくないようだ。
防災体制は自治体ごとのタテ割りになっている上、防災訓練の最小単位の町会でも、さまざまな行事が自己完結的に行われている。日常的に防災意識を高める工夫がもっとあってよいようにも思われる。住民主体ということが言われてはいるものの、具体的にどうすればよいのか、課題は多い。
防災パーク
渋谷区防災訓練
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by mtejima1 | 2007-08-27 11:48 | 防災
道玄坂のヤマハの楽器店が1階に入っているフォーラムエイト8階で、「秋の生涯学習ウィーク2007in渋谷」という催しが行われる。主催はサンケイリビング新聞社で文部科学省が後援している。
9月10日(月)から15日(土)までの間、大学などによる23の講座が開講され、1時間半の1講座の受講料は500円。
各学校の公開講座の見本市のようなもののようで、約40校の生涯学習資料が入手できる。
時間に余裕のあるシニア層を大学に呼び込もうというものだろう。おもしろいかそうでもないか、聞いてみないとわからないだろうが、この催しの講座がおもしろくなかったらその講師の所属する学校の生涯学習講座の人気にかかわるので、きっとおもしろいはずだ。
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by mtejima1 | 2007-08-26 14:44 | 渋谷
今日25日は浅草でサンバカーニバルのパレードコンテストをやっている。
NHK放送センター前のけやき並木では今日、明日とスーパーよさこいがある。高円寺の阿波踊りも今夜と明日の夜だ。
どれも大規模なものだが、それを同時にしかも互いに無関係に開催するのが東京のすごいところだ。世界中にこんな都市はないのではないか。しかもいずれも他所の都市のお祭りのコピーなのだ。
観客動員数はそれぞれ1日で50万人の規模のようで、東京音頭と炭坑節の盆踊りの見物客は多くても500人程度だから、その千倍の規模となる。
駒場方面では氷川神社のお祭りで、明日はお神輿が出る。サンバも、よさこいも、阿波踊りも、近所のお神輿も「そんなのあるの?」という人が多そうなのも東京の特徴のようだ。
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by mtejima1 | 2007-08-25 16:02 | 地域社会
住み心地のよい街の条件としてどんなことがあるだろう。
気候温暖、風光明媚、治安良好、空気清浄、交通至便、道路安全、文化充実、医療完備、美味満喫、隣人善良、買物便利、物価低廉、周囲閑静、公園充実、活気充満、百花繚乱などといった言葉が思い浮かぶ。どこに住んでいるにしてもこうしたことの改善を望まない人はいない。しかし、知らない間に逆の方向に行くこともある。
住み心地がよいということは、誰にとっても重要なことのはずだ。それがうっかりすると失われることになる。マスコミの伝える情報に関心を奪われ、身近なことに興味をなくしていると身の回りの環境が悪化することにもなりかねない。
まず身の回りを知ることが環境の改善につながるのではないか。住み心地のよい街をつくるには、テレビを見る時間を削って近所を散歩することからはじまるのかもしれない。渋谷WESTは住み心地のよい街のすべての条件を満たす地域になりうるのだ。
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by mtejima1 | 2007-08-24 18:11 | 地域社会
今夜と明日は東大前商店会の盆踊り。商店街が1年で一番賑わうときだ。盆踊りといってもやぐらの周りを輪になって踊るというものではない。車両通行止めにしている商店街を練り歩くというもの。踊りを見ながら何かを食べているというよくあるパターンとは違う。
そんな盆踊りに来ているのは商店街の人たちによる焼き鳥、ソーセージ、綿あめ、金魚すくいなどを目当てに来る小学生とそのお母さんたち。オープンスペースのパーティー会場のようなものなので誰に会えるか楽しみだったのだが、「大人」の数は少なかった。特に男性は外国人が目立つほどだった。
途中で裏通りのオーチャードバーに入った。9時からかと思っていたのに8時前から開いていた。盆踊りに便乗して早くしたのかと思ったらそうではなくて、以前から6時にしていたとのこと。「いってませんでした?」といわれたのだが、知らなかった。ごぶさたしていたからだろう。日曜日は午後4時の開店で、休日は火曜日だそうだ。9時からだと使いにくいが、6時からなら、という人も多いだろう。
バーなんてわざわざ出かけていくとことではではない。仕事の帰りについでに寄ってくつろぐ場所だ。立ち飲みではないので1杯飲んでさっと帰るというものでもないが、頭の回路を切り替えるのにいい場所なのかなあ、と思ったりする。
そういえば、オーチャードバーと書いたが看板はないようだし、固定客相手の店ではある。駒場キャンパスの先生方はすぐそばの居酒屋をご愛用と聞いているが、アカデミックな雰囲気はこちらの方がある。キャンパスを出たらアカデミックな雰囲気から遠い方がよいということかも知れないが。
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by mtejima1 | 2007-08-23 23:33 | 駒場
東横線の中目黒駅と代官山駅の間にはトンネルがあることは知っていても、その上がどうなっているのかなんて、気にしないのが普通だろう。そのトンネルの上は、千年以上昔の律令時代に作られた荏原郡と豊島郡の由緒正しい郡境となる丘陵の尾根にあたるのだ。トンネルの真上は丸旦山とも呼ばれるらしい。それがどうした、ということなのかも知れないが。
で、その尾根から目黒川に下る坂道に、大きな道路では玉川通りの大坂とか、目黒通りの権之助坂がある。駒沢通りは大幅に道を広げて地形が変わったために名前がないようだが、東横線を挟んで反対側にある狭い坂道につけられている名前が目切坂。くらやみ坂とか、しめ切坂とも呼ばれるそうだ。両側が鬱蒼とした木立になっていて旧山手通りの代官山交番から下りの一方通行の道だ。代官山から目黒川に抜ける観光ルートにもなっている。
その木立のある空き地の利用を巡って5年前に目黒区議会で議論があった。その土地が、東京都の都有地を活用して民間のまちづくりを誘導する「先行まちづくりプロジェクト」の4番目の実施地区として指定された。来年度以降に再開発にあたる民間事業者を募集するそうだ。
代官山・恵比寿・中目黒という集客ゾーンの強化が進むことになる。東横線は5年後には西武線、東武線と相互乗り入れとなる。人口は増えずに高齢者の比率が増え、また個人消費が伸びることも考えにくい。ある所に人が集まれば、別の所に来る人は減る。ビルを作ってテナントが埋まるか、賃料が計画通り入るか、あるい店作りへの投資が回収できるかは死活問題。渋谷サイドでは、渋谷に来る人が代官山・中目黒地区に移るのか、相乗効果で増えるのか、という課題に直面しているのではないだろうか。
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by mtejima1 | 2007-08-22 14:05 | 渋谷