東大駒場キャンパス周辺・渋谷WESTの地域情報を紹介


by mtejima1
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駒場キャンパスで映画をやるというので見に行った。映画といえば寅さんかスターウォーズを見る程度のレベルだから、上映される映画「鏡の女たち」のことなど何も知らなかった。ただ、吉田喜重監督が小林康夫教授と対談をするというので、その方に興味があったから、高校生のための金曜特別講座「韓国の社会と教育制度」の聴講を断念して映画を選んだ。
映画の導入部分は何とも重苦しく、これは見ていてつらそうだ、テレビだったらチャンネルを変えてしまいそうだなあ、でも映像はまさに映画芸術だなあ、などと思いながら、まあがまんしてみていた。主演の岡田茉莉子さんの演技がすごい。歩き方が違う。とか、セザンヌの絵のような写真だなあ。音楽の使い方がいいなあ、などと感心もしていた。そのうちだんだん引き込まれ、ついには涙も流し、感動してしまった。
対談で吉田監督が語っていたのだが、原爆を描けない自分と描いて死にたい自分との中で企画製作した作品なのだそうだ。重要なことは、物語にしないということで、物語を作らずに歴史を見る映像をとのこと。
原爆が投下されてから61年たった今、原爆という歴史の事実を見ることができるようになってきたともいえるのだろう。それまでは田中好子さんの演ずる記憶喪失の女性のように、記憶を捨てなければ生きていけなかった期間だったのかもしれない。
映画がエンタの神様である必要はない。などとも感じたのだ。
それから岡田茉莉子さんが会場で対談を傍聴し、その後小林教授のインタビューに答えていた。駒場キャンパスではこうしたイベントが日常的にある。近所の人が利用しないのはもったいない。
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by mtejima1 | 2006-06-30 23:38 | 駒場
永井荷風の日記(断腸亭日乗)を読んでいると、駒場についての記述があった。昭和20年5月25日だ。
荷風は3月10日の東京大空襲で麻布の家を焼かれ、5月には東中野のアパートに滞在していた。そのアパートも5月25日夜の山の手空襲で焼かれ、降り出した雨の中を貨物自動車で渋谷駅まできた。
「このあたりも道玄坂の両側をはじめ一望悉く焦土なり。余らは駒場なる宅孝二氏の家を尋ね(中略)雨に濡れつつ焼け跡の町々を歩み過ぎ、漸くにして辿りつけば、幸いにも宅氏の居邸は緑樹のかげに恙なく立ちてあり。折りからの雨もまたやむ。隣家の時計の鳴るを数ふれば午前十時なり」と、67歳の荷風が夜で東中野から駒場までたどりついたということだ。
その後、6月2日には関西に向かっている。
さすが名文と感心するのだが、滞在先の宅孝二という人、グーグルで検索するとちゃんと出ている。「昭和デカダンスを音楽で体現したピアニスト」、と書かれた音楽家南博氏のサイトを見ることができるのだ。
駒場にはこんな人が住んでいたのか、と感慨深いものがある。
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by mtejima1 | 2006-06-29 23:55 | 駒場

危険な街(6月28日)

今日も1日ヘリコプターが飛んでいた。誘拐事件の被害者宅前には相変わらず報道陣がつめかけているのだろう。報道のトーンは、今回のような誘拐事件は今後も頻繁におこるだろうということ、それに対する十分な警戒が必要だということだ。イラクで人質になるのと同様、南平台で人質になるのも被害者の危機管理に問題があるということですまされそうだ。有名人であれば大学に通うにも運転手付きの車でなくてはいけない、との意見を述べる人もいる。有名になれば、それだけ収入が増えるのだから、それだけの負担をすることは理にかなっているのかもしれない。
また、その理屈であれば、公用車は公務員のもつ機密書類の管理上必要であり、運転手も公務員でなくてはならない、ということで世論の批判をかわされそうだが、これは税金だ。
昼間の南平台が危険だなどと思いたくもないのだが、まあ東京も国際都市になったということか。警備ビジネスがますます繁盛するのだろうか。地域社会でなんとかならないものなのか。
ところで、昨日取材を受けたことを書いたのだが、東京新聞の「こちら特報部」の記事となっていた。取材されても必ずしも記事になるわけではないし、どこのメディアかなどどうでもよかったのだが、定期購読している新聞の看板特集に取り上げられると、お役にたててうれしい。
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by mtejima1 | 2006-06-28 23:44 | 防災
遠いところで事件がいくつも起きているが、とうとう近所でも発生してしまった。朝からヘリコプターが飛んでいる。事件発生と同じ時間に現場にいってみた。山手通りは人通りが多かったのだが、野次馬らしき人は余りなく、マスコミ関係者が多数待機していた。
ビーチサンダルに短パンというかっこうでふらふらしていたら、記者に取材された。「ご近所の方ですか」というところからだ。被害者の知り合いを探しているのか。「昼間に連れ去られるなんて不注意じゃないですかねえ」、との誘導尋問。「いやあ、夜なら警戒するでしょうが、昼間なら警戒心はないでしょう。」と返答。でも個人情報はインターネットで公開していたそうだ。「その点は不注意かも知れませんね。小学生の顔はモザイクで隠すのが普通だし。」とコメント。
マスコミは被害者のことをさらさないで、加害者についてもっと報道しなくてはいけないのでは、と注文をつけた。加害者には弁護士がつくが、被害者にはつかないからか、被害者報道が多すぎるように思う。記者がかたまっているところを通ったらテレビカメラに収められたかもしれない。近所を通るひとは気をつけてください。それから取材をされた記者さん、このブログを読んだらコメントを残してくださいね。
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by mtejima1 | 2006-06-27 15:19
井の頭線のトンネルに近い線路沿いの坂道で、BMWに乗った外国人から「道、ある?」と聞かれた。「あるかと問われればある」、というのが答えなのだろうが、自動車にとっては道なき道といってよい。外国のドライバーからすれば、とんでもないところだろう。
察するに松涛2丁目の交差点を直進してしまったための悲劇だったのではないか。想像をたくましくすると、栄通りから直進して東大に行こうとして、一方通行の出口にぶつかり、方向転換をしてガードをくぐってアジサイの咲く線路沿いの道に出た。坂の先は見えないから通行人に聞いたというわけだ。しかし、そこから先は車にとってはイバラの道。駒場バラ園を右に見下ろして松見坂の交差点に細い道を進むことになる。出口を淡島通りから見たのが下の写真だ。ちなみにこの道は一方通行ではなく、車の交差はできないのだが、それでも大した問題はない。
栄通りから直進できるのは、駒場の通行に慣れた車に限ることを示すようなことを示す標識でも出した方が親切だろう。ドライバーがいらいらして事故でも起こされたら大変だ。
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by mtejima1 | 2006-06-26 22:44 | 駒場
8月3日から11日にかけて、目黒区内在住、在学の小学校高学年から中学生ぐらいの青少年を対象に、4回の落書き消しの体験講座が行われる。場所は目黒区東山社会教育館。夏休みの体験学習ということにもなるだろう。定員は15人で7月25日が締め切りだ。
落書き消しは大げさにいえば、犯罪に対して正面からノーという行為だ。まちにあるものを壊してはいけないのだ、壊されたら自らそれを修復するのだ、というメッセージとなる。落書きは仕方のないものだとか、書かれたものは、誰かが消してくれるだろう、といった消極的な姿勢ではなく、自分たちのまちは自分たちで守るのだ、という意思を示すことに他ならない。
落書きくらいはいいだろう、といった甘えを否定し、許さない姿勢を示すことが地域社会を自らの手で守るのだ、ということにつながるのではないだろうか。
落書きはささやかなことかも知れないが、それによってまちがいなく被害が生じている。大目にみてよいものではないし、その対処を行政にまかせるようであれば、落書きはなくならないだろう。社会全体が落書きノー!という姿勢を示す必要があり、それはあらゆる犯罪を許さないという社会の意思表明にもなると思う。小中学生が犯罪を許さないという姿勢を見える形で示すことは特に重要なことだろう。
申し込み・問い合わせは東山社会教育館(電話:3791-4611)
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by mtejima1 | 2006-06-25 23:33 | 地域社会

駒場通り(6月24日)

淡島通りからコスモス通りまで、駒場の西の壁にそった道が駒場通り。淡島通りから井の頭線の踏み切りまで、大学入試センター、都立国際高校などからなる壁の外側を通り、踏み切りを渡ると、東大の駒場Ⅱキャンパスの壁の内側を抜ける。壁の外側の駒場通りから駒場の中に入る道は一つ、壁の内側の通りから駒場の外に出る道はない。
踏み切りを渡ったところから駒場東大前の西口に出て、東大前商店街を通って山手通りに抜ける道は駒場の中央通りともいえる。通り抜けには使いにくいから、車がそれほど通らないのがよいところだ。
こんな道路事情を、もっと車が走りやすいように、という立場から都市計画がされていると聞いたことがある。車の走りやすさがそんなに大事なことかと思うのだが。
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by mtejima1 | 2006-06-24 11:38 | 駒場

Werner's(6月23日)

東大の裏門横にあるビルの1階には最近までガラス張りのバーがあり、しばらく閉店状態だったのが、今月になってからサンドイッチの店になって営業を始めた。名前は英語で"Werner's Submarine Sandwich" とある。グーグルで検索するとロサンゼルスに同名の店があるのだが、偶然の一致とも考えにくく、何らかの関係がありそうだ。フランスパンにハムをはさんだサンドイッチが何種類かあって、ボリュームを2種類選択できる。コーヒーは250円だが、サンドイッチと一緒だと今月25日までは100円になるそうだ。
東大のキャンパス内に10月にコミュニケーション・プラザの南館ができると、駅中ショップのように「学中ショップ」となるわけだが、キャンパス周辺での営業にも工夫が要求されるのだろう。
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by mtejima1 | 2006-06-23 10:50 | お店の紹介

駒場の壁(6月22日)

前にも書いたが駒場は外から入りにくい街だ。駒場1丁目と2丁目は淡島通り沿いの他には周囲に壁のようなものがあり、歩行用通路すらほとんどない。侵入者をチェックしやすい街並みだから犯罪は防ぎやすいと思う。
東の壁は山手通り。松見坂交差点から渋谷区との境界までの駒場1丁目には、山手通りに面していない限り山手通り側からは入ることはできない。
一方、その先の山手通りから別れ、渋谷区との境界となる細い道に沿って駒場キャンパスの一二郎池にぶつかるまでのエリアは、その外に壁となるものがなく、しかも見通しの悪いところといえそうだ。山手通り沿いの壁の次は、井の頭線の線路と駒場キャンパスとなるだろう。犯罪防止に効果的と話題になっている地域安全マップの駒場版が、そんな目で見ながら作られていくことを期待したい。地域の安全をどう確保していくかの知恵と工夫が必要になっているのだ。
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by mtejima1 | 2006-06-22 11:08 | 駒場
東急本店前のドンキホーテは近所の住民が買い物をするのに便利な店。その入り口前には木があっていつも人がたたずんでいる。ハチ公前とか、109前とは違い、渋谷の奥に行くための待ち合わせ場所に使われるのか。外国人もよく見かける。
この広場から少し先を左に折れる道が、ラブホテル街への入り口としては一番利用されやすそうなので、そうした待ち合わせにも使われているらしい。
この広場からランブリングストリートの入り口までの東急本店前の通りは、渋谷の中では近所に住んだり、勤務する人たちが集まるところのようだが、これからどうなるのだろう。芸術家がたむろす場所としてふさわしいところだと思うのだが。
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by mtejima1 | 2006-06-21 16:30 | 神泉・円山町・松涛