学校と地域社会(9月3日)
2007年 09月 03日
そんな中で杉並区立和田中学校では平成15年4月に民間人を校長にして「[よのなか]科のような社会に開かれた授業」「地域本部主催による土曜寺子屋(ドテラ)や図書館の放課後開放」などで成果を収めてきた。来年以降も民間人が校長をすることを7月の学校運営協議会で決めたこともホームページで公開している。
杉並区では学校運営協議会による地域運営学校を部分的にスタートしているが、これは世の中の大きな流れと理解してよいのだろう。
学校運営協議会を通じて保護者や地域の人が学校運営に関わることになるのがこれからの動きだ。学校で何が行われているかはホームページで公開される。和田中学校では生徒による授業評価もホームページで見ることができるのだ。
そうした流れに応ずるかのように、学校を理科教育でサポートしようというボランティアがいる。駒場小学校や東山社会教育館でサマースクールということでやってきたのだが、これからも小学校の理科教育のお役に立ちたいとの意欲をもっている。小学生のときに理科に興味をもつ機会があるかどうかが、国の科学技術の将来に重要であることはいうまでもない。