セカンドライフナイト(6月29日)
2007年 06月 29日
セカンドライフという言葉を発するときには、相手がどちらの意味と理解するかを考えなくてはならない。
前者の意味では数年前から使われていたと思うが、最近国際的に通用するセカンドライフというのは仮想空間の方。ここでいうセカンドライフとはその後者のことだ。
先週はセミナーで勉強をし、昨夜は東急本店に近いセンター街のつきあたり付近のBar Tubeというバーで、毎週木曜日の夜に開催しているセカンドライフナイトをのぞいてみた。
2つのプロジェクターでの映像を見ながら、ロサンゼルスにいる人との映像を通してしゃべりながらの実験だ。
昨夜のテーマはアバターという自分の分身をどう着飾るかという話が本題。男性が女性の姿でセカンドライフの世界を歩くこともできるので、司会者の男性の分身である女性のヘアーや衣装を調えるという作業を見せてもらった。
男性が女性になってセカンドライフの世界を歩いていると、女性の気持ちが分かるようになるそうだ。一方、女性にとっては着せ替え人形の作業の魅力がたまらないとのこと。
でも、これだけの手間ヒマをかけられるのは、仕事を引退したという意味でのセカンドライフのシニアなのではとも思ってしまう。若い人がこれをやると引きこもりになってしまうのではないかと余計な心配もする。
「セカンドライフはセカンドライフで!」という訳の分からないことばが真実味を帯びてこないだろうか。
ちなみにBar Tubeの客の中心は30代から40代の男女という感じだった。