うらぶれた渋谷(6月24日)
2007年 06月 24日
http://www.shibuyabunka.com/keyperson2.php?id=36
「うらぶれた渋谷」に魅力を感じているそうだ。
具体的には3ヶ所をあげていて、まず、のんべい横丁。「渋谷の中心地でありながら、昔ながらの情緒があって、未だにギター流しのおじさんが来る店があったりして、あの独特の雰囲気が漂う路地に足を踏み入れるのは楽しいですね」ということだ。
確かに昔の雰囲気だが、うらぶれてなんかいなくてしっかり賑わっている。ちょっとテーマパークのようでもある。
2つ目は、「桜ヶ丘界隈の飲み屋街になっている小さな横丁」。これについては桜ヶ丘を歩くことがないからコメントできない。
3つ目は、百軒店の辺り、中でも「名曲喫茶ライオン」と「ムルギーカレー」は20年来の通いつけの店なのだそうだ。うらぶれたという表現をするとしぶや百軒店商店街からしかられそうだが、映画館のあったころの賑わいからすると、そういう印象になるのもやむを得ないか。
いずれにしても、昔の思い出の香りが残っているところに魅力を感じるということのようだ。
話は飛ぶが、近い将来東横線の駅が地下になる。恐らく渋谷のどこよりも多くの人が懐かしがるであろう思い出の場所を、痕跡を残すことなく消してしまうのがよいのかどうか、ふと考えてしまう。