谷間の街駒場(2月2日)
2007年 02月 02日
ゲームのことはともかく、帰りのドライブで白金から恵比寿、代官山から旧山手通りを通って淡島通りに入り、松見坂を越えると、これまでとは全然違う暗い風景になってしまう。なんで駒場は発展しないのだ、と駒場小学校の卒業生はぼやく。駒場は渋谷に近いのに静かなでよいのではないかと思うのだが、もっとにぎやかになってほしいという考えもあるようだ。
そういわれてみると駒場は東大と駒場高校などの学校群に囲まれた谷間の街で夜は暗い。それだけに周囲から隔離されて昔ながらの生活が営まれているともいえる。商店街はにぎやかではないが、個人の店ばかりでお互いに声を掛け合う雰囲気がある。うわさ話もいろいろあって結構楽しめる。以前からの住民が他所に移り、ワンルームマンションが増えていくことが心配されてはいるが、新しく来る人たちに駒場の雰囲気を理解してもらえることが望ましい。渋谷のそばの田舎町というのもよいではないか。もっともそれは自分の商売の種類により立場が異なることになるのだろうが。