人口ピラミッド(1月14日)
2007年 01月 14日
日本全体の人口ピラミッドはおなじみだが、自治体となるといろいろと特徴があるのだろう。目黒区の他に、三鷹市のものも作ってみたが全くといってよいほど同じ形だった。賃貸住宅、社宅や公務員宿舎が多いことがその背景だろう。東京には若い人が活躍できる場が多いのでその人口が多いのだ。それだけ自治体は財政的には恵まれているといえる。全国でピークをつくり、その大量退職が話題となっている団塊の世代はどんな地域で多いのか興味深い。
そんなことやらで、この図を眺めると気のつくことがいろいろあるのではないか。
現在は高齢者の価値観を継承していればよいという時代ではない。携帯電話やミクシィなどでのコミュニケーションをベースとする世代を高齢者が理解できないなのは当然であり、従来のやり方を押し付けようとすると、新しい世代は無視するだけだ。
マスコミは団塊の世代のことや介護問題など、比較的高齢層に受けのよい内容を報道するのに対し、若い世代はインターネットの世界で論陣をはっているような気もする。
4月に行われる区議会議員選挙の戦略も、当然この人口ピラミッドをベースに練られていることだろう。