地域社会の仕組み(5月14日)
2006年 05月 14日
住区住民会議というのは目黒区特有のすばらしい制度だといわれている。でも三鷹市にもちゃんとある。そこで駒場住区住民会議と三鷹市西部地区住民協議会の会則を比較してみた。目黒区内の住区住民会議の会則は比較されているかも知れないが、他は存在すら確認されていないのだ。ここでその内容がどうだといってもはじまらない。それがどうしたということになる。
確かにこれまではそれでよかったかもしれない。しかしこれからは地域社会の役割が重要になってくるはずだ。地域格差はこうしたわずかな仕組みの違いから出てくる可能性がある。
地域社会の微妙な違いがわかるようにすることは価値のあることだと思う。しかし、その地域に生まれ育ち、その社会しか知らない人にとっては、そんなことは不愉快なことでしかないだろう。一方そうでない人は、その地域なんかどうでもよいと考えているから、比較どころか自分の地域のことすら知らない。
地域社会を改善しようという意思があろうがなかろうが結果は同じことなのだろうか。