道路という境界(2月12日)
2006年 02月 11日
山手通りはもともと道ではなかった。45年前に住宅地をつぶして道路にしたのだ。
山手通りは街道ではない。自動車の運河のようなものだ。道路を挟んで街は分断されている。広い道路の信号を渡るということはかなりのストレスだ。できれば渡りたくないだろう。それでも山手通りを挟んで、神泉町、松涛2丁目がそれぞれ両側にある。住民は目黒区側を意識する必要もないので、気にならないだろう。むしろ、駒場の側の方が渋谷区になった方が便利なようにも思う。玉川通りが川になってその北は目黒から分断されているのだから。そして何よりも、渋谷区役所の方が目黒区役所より近い。