大坂(1月27日)
2006年 01月 27日
首都高速道路が上を通る大坂は、旧山手通りとの神泉町交差点から目黒川の手前まで、人が路面を渡るところがない。高速道路の下をくぐる歩道橋を渡るか、大坂橋の下まで降りて山手通りの歩道を通るしかない。
そんなわけで、大坂の北側と南側は川の両岸のようなものなのだが、それを超えて菅刈小学校へ行く通学路がある。菅刈小学校は中目黒駅に近いところに住む子供たちも多い。明治8年にできた由緒ある学校で、駒場小学校は昭和8年に菅刈小学校の分校として開校したものだ。昭和31年には東山分校ができ、現在の東山小学校となっている。
幹線道路は鉄道と同様にまちを分断する。大坂は玉川電車が路面を走っていたころ、道の両側で深い交流があったのだろうが、現在は別世界のように見える。