観世能楽堂からNHK放送センターに向かう道の角に、UPLINKという映画館2つと、レストランからなるスペースができた。
http://www.uplink.co.jp/映画館といっても、ビルを間仕切りして、応接室の椅子などを寄せ集め、スクリーンの下にスピーカーを並べているといったもの。ラインナップはドキュメンタリーを中心にしているようだ。
現在上映しているのは「ザ・コーポレーション」という映画監督のマイケル・ムーアが主演の映画。プロデューサー/監督はマーク・アクバーとなっている。ノーム・チョムスキーとか、ミルトン・フリードマンといった著名な学者や企業経営者がコメンテーターとして出演する。
企業のありかたに対する問題提起と個人の行動を訴える映画で、テレビなどでは放映できないような内容だと思う。このような映画を上映する映画館がNHKのすぐ側にあるというのは意図してのことなのだろうか。NHKという組織で番組を作るのではなく、この映画のように個人の顔を見せた番組を作ってくれるとよいのだが、そうはいかないのが「公共放送」なのだろう。
民営化をよくないとする映画の内容ではあったが、公共という名の下の組織も、組織の利益を追求する、「ザ・コーポレーション」の一つではないかと思うのだ。