住民意識への期待(9月11日)
2004年 09月 11日
このような事実は結構重要なことだと思うのだが、マスコミなどのテーマにはなりにくいようで、議論されることもないのが気になる。区の税金の使い道について関心をもつ必要があるからだ。当然選挙への関心の度合いにも連なる。
東京の23区どこでも同じということでもないようだ。荒川区では北島康介選手の金メダルで、区民の誇りなどと大いに区民意識の存在がアピールされた。一般的に下町と山の手の文化の違いもあるかも知れない。
ところがホームページが出現したことによりそれぞれの自治体の特長が見えてきた。住民の身近な情報は自治体のホームページに集約されており、その比較が極めて容易になっている。隣の区のホームjページと比較して、自分の住む区の足りない点が発見できるのだ。
情報公開の度合い、住民サービスの内容、税金の使い道など、これまで比較することは大変な労力を必要としたろうが、それが面白いようにできる。
この事態は大いにPRされるべきなのだろうが、その立場の人には必ずしも都合のよいことでもないだろうから、これからの住民意識の高まりに期待したい。